[chat face="1489218F-CF97-4023-A516-94855EF01695-3-1.png" name="masa" align="left" border="gray " bg="gray "]どうもmasaです。 [/chat]
久しぶりの投稿です。なかなか最近忙しくてブログをかけていませんでしたがようやくかけました。
そんな今日は私がおこがましくもプロの対局について解説したいと思います。完全に素人目線なので許してください。それではスタート。
ちなみに検討は激指14を使って行っています。
対局者のプロフィール
先手 藤井聡太 五段
序盤は角換わり

藤井五段は腰掛銀に
やはり角換わり腰掛銀の形に進みました。対する広瀬八段は7三の歩を上げているので早繰り銀になるのでしょうか。
桂馬を早々にはね臨戦態勢に
藤井五段得意の腰掛銀からの3七の桂馬はねです。この形は何度も見てきました。
それに対して広瀬八段はどう出るのか。
相腰掛銀へ
広瀬八段も腰掛銀とし真っ向から立ち向かう展開となりました。
自陣角うちからの攻め
少し展開が進み広瀬八段が飛車を振ります。そして、藤井五段がとった角を自陣に打ち歩を取りに行きます。
予定通りに歩をとる
歩を予定通りとり、広瀬八段も金で玉を守ります。普通なら角を引いて展開は長引きそうなのですが。。。
強い踏み込み
なんと角を切っちゃいました。金と角の交換なのでこれは藤井五段のほうが不利になるのではと初心者は思ったのですが、コンピューターの評価は藤井五段有利でした。
徐々に藤井五段のペースに
とった金をうまく使い、飛車を取りに行きます。この辺でかなり藤井五段のペースとなりました。
銀を使っての攻め
少し展開が進み、とった銀をうまく使い桂馬と銀で前に出てきた広瀬八段の玉をいじめます。
お互いに攻めあう
互いに一歩も譲らず持ち駒を使って七さん7三の地点を攻めあいます。
広瀬八段渾身の角打ち
今まで藤井五段が有利に進めてきましたが広瀬八段の3七角うちでわからなくなってきました。この角打ちは成銀にも効いております。
清算
成銀をとられては攻めがつながらないと見た藤井五段はすべてを清算します。
ともに駒を取り合ってすっきりしました。
伝説の4四桂
ここで出た手があの有名となった伝説の手4四桂馬です。この桂馬うちは多くの棋士の方が絶賛しており、プロでない私が見てもとてもかっこいい桂馬うちでした。一応解説するとこの桂馬は飛車でたたでとれるのですが、そこで3五歩と打って飛車取りに出るというものです。そこで飛車が逃げると3七の角がタダでとれるという仕組みになっています。しかも角が逃げても3二の金をとれるという二段構えです。かっこよすぎます。1分将棋でこの手を指せる藤井五段はもはや神ではないでしょうか。
予定通りの金とり、そして投了へ
そして予定通り金をとり、ここで勝負あり。あとは一歩一歩攻められ下の投了図のようになりました。
まとめ
藤井五段ついに中学生で全棋士参加の棋戦で優勝してしまいました。ほんと強すぎます。
しかもただ勝つだけでなく、4四桂という伝説の手を生み出しての快勝。本当に脱帽です。
これからも藤井五段の戦いに目が離せません。
全棋譜データはこちら
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同じ方法で悪くなる。だから捨てなきゃいけない。せっかく長年築きあげてきたものでも変えていかなくてはならない。 今日のことば
羽生先生の言葉です。新しいものを探し続けている羽生先生だから言える言葉ですね。