医学・薬学

今話題のパーキンソン病について解説

[yswp_speech_balloon type="r" name="masa" image="http://aimar1025.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2019/05/20181211_092451.jpg "]どうもmasaです。[/yswp_speech_balloon]

今日は休日楽しいですね。何しようかいろいろ迷っています。
また先週に引き続きタイ料理を食べに行こうと思っているのでまた食べたら
記事を書きますね。
まあそれはさておき、今ニュースで話題になっているものの中で、京都大学がiPS細胞を
使ったパーキンソン病の治療を人で行ったというものがあります。私は薬学部出身なのでパーキンソン病についてもある程度は理解しているつもりなので、今日はパーキンソン病と京都大学が使用としていることについて簡単にまとめたいと思います。それではどうぞ。

今話題のパーキンソン病について解説

パーキンソン病とは

パーキンソン病とは、黒質ー線条体ドパミン作動性神経の変性により、ドパミンが不足しておこる病気です。ドパミン神経は脳において重要な役割を担っているため、様々な症状が引き起こされます。(症状は以下で解説)疫学的に人口10万人当たり100~150人がなるといわれ、よく発症するのは50~70歳代の時です。

パーキンソン病の症状

パーキンソン病の症状としましては、①安静時振戦、②無動、③筋強剛、④姿勢反射障害などがあります。まず①は手足が震えるといったものです。②は動けない、動作が遅い、さらに表情も変わらないという症状で、③は筋肉がこわばる、④は前かがみになりやすいというものです。この症状がおこるのは先ほどのドパミン不足で簡単な図で説明しますと、以下のようになります。

出典:”https://otsukyon.at.webry.info/201409/article_2.html”

これまでの治療法

これまでの治療法としては、薬物療法が基本でした。
薬の種類としては、不足しているドパミンの量を増やしてあげるというものがほとんどです。
増やし方としては、ドパミンとなるレボドパを投入する方法、ドパミン受容体に直接働きかけるドパミンアゴニストを投入する方法があります。さらに、ドパミンは分解酵素によって分解されるので、その分解酵素の働きを抑える薬なども利用されています。しかし、これらはあくまでも対症療法(根治するわけでなく、一時的に薬で不足を補っているだけ)なので根治療法の開発が待たれていました。そこで出てくるのが今話題のiPS細胞を利用した治療法です。

 

iPS細胞を利用したパーキンソン治療法

これは簡単に説明しますと、変性してしまった黒質ー線条体を補うためにドパミン作動性神経を脳に注入するという非常にシンプルな考えです。

出典:”https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3756490009112018000000/”

では、そのドパミン作動性神経をどこから持ってくるかということですが、今までなら他の人から移植するするしか臓器の受け渡しはできませんでしたが、山中先生が発見したとんでもない細胞iPS細胞を使えばこれが可能になります。iPS細胞は適切な刺激を与えれば、どんな細胞にでも変化することができるすごい細胞で、皮膚細胞から作製できます(詳しくは↓の記事を読んでください)

これを使い、iPS細胞に特別な刺激を与え、ドパミン作動性神経を作製し、脳に注入します。
これでドパミンの不足を補い、治療するというわけです。

まとめ

これまでは薬物療法で、一時的にしか症状を止めることができなかったのが、この技術のおかげで根治を目指すことが可能になりそうです。様々な分野の科学、医学の発展によってこのように病気が治るのは本当にすごいことだと思います。これからもっと科学に興味を持つ人が増えてくれることを切に願います。(科学者について↓で簡単にまとめています。)

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  • この記事を書いた人

masa

こんにちは、masaです。 阪大薬学部出身です。できる限り皆さんのお役に立つ、面白い記事を書いていこうと思っています。よろしくお願いします。 詳しいプロフィールはこちら

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