どうもmasaです。
ゴールデンウィークも中盤に差し掛かってきました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はというと家で同僚と麻雀をしておりました。家には自動麻雀卓があり、月に一回ほど麻雀会を開いています。
麻雀は奥深くかつゲーム性が高い面白いものなのでまだ麻雀をやったことがない人にも、
麻雀の仕方を知ってもらいたいと思い、記事を書こうと思いました。
本当の基礎については👇の記事で書いたので、今回は、牌の切り方に焦点を当てて自分の考えを語りたいと思います。それではどうぞ。
具体例で解説。麻雀の牌を切るときに考えること
まず、麻雀は序盤と中盤と終盤に分かれると思っていて、一応目安で言うと1~5巡目を序盤、6~10巡目を中盤、10~を終盤とざっくり分けてそれぞれの場合の牌の切り方を説明したいと思います。
今回は序盤の切り方について自分の考えを述べたいと思います。
序盤の指し方
まず序盤ですが、これはもちろん牌が配られてからスタートします。
配牌時点でわたしが考えることは、三つあります。
考える順番に説明していきたいと思います。
一つめがこの手牌は上がれる手牌なのか、おりの手牌なのかです。麻雀は4人で行い、
一番早くアがった人だけが点数をもらえるゲームです。ここで一番重要なのが、一番早くアがった人が点数をもらえるゲームということです。たとえ綺麗に揃えても一番早くアがれなくては意味がありません。さらに4人でやるということは単純に考えても4回に1回しかアがれない計算なので、毎回あがりを目指すだけではいけないのです。
二つめは、最終形を想像するということ。もちろんは麻雀は配牌とツモで決まるので、配牌だけで最終形を固定するはよくないのですが、大体ツモが良ければどんな形に持っていけるかということは予測します。この時に間違えてほしくないのは、あがり形を一つに固定するのでなく、複数用意しておくということです。
そして三つめが何から捨てるかです。これは誰もがまず考えることだと思いますが、実際に考えるのは最後です。
1.今回はおりるか、勝負するかを判断する
2.最終アガリ形を想像する
3.何から捨てるかを考える
それでは具体的な配牌を使って、上の三つについて説明していきたいと思います。
こんな配牌が来たとします。
ちなみに東場で自風が西、ドラが
です。
この時にまずこの手牌で考えるのはアがりを狙うのか、おりるのかです。私の場合よほど手牌が悪くなければおりは選択しませんが、今回の場合なら連続した牌もあるし、自風の西もトイツなので一応あがりを考えます。
次に考えるのが最終形ですが、今回の場合特に狙えそうな大きな役はないので、西をうまく使うか、手なりで進めてできる形を想像します。あわよくばドラを重ねてなども考えます。
そしてこれらの情報がそろった段階で何を切るのかを考えます。基本はいらない字牌を整理するか、浮いてる端牌を整理するのが基本だと思いますので、打牌候補はか
か
ということになります。あとは好みの問題になると思います。
次の配牌はどうでしょう。
東場の自風が南、ドラが
です。
まずアガリかおりですが、これはもうリャンメンが三つ、メンツが一つとかなりの好配牌なのであがりを目指しましょう。
そして次に最終形を考えますが、このメンツではやはりタンヤオ、ピンフ系が本線だと思います。中張牌が多いですし、リャンメンも多いので。そこで打牌候補ですが、浮き牌がと
と
と
ですが、やはりタンヤオ・ピンフ系を目指すのであれば中張牌の
は切れないので、
打牌候補は、と
と
になります。
次の配牌ならどうでしょう。
東場の自風が南、ドラが
です。
この場合も先ほどと同じようにまず降りるか、あがりを目指すかですが、今回も一つメンツがあり、自風がトイツ、リャンメンもあり、まずまずの好配牌なのであがりを目指します。
次に考えるのが最終形ですが、今回はこれが大事になってきます。最終形が見えていないと浮いているを手拍子で切ってしまいそうになりますが、これはあまりよくありません。というのも、実は今回234の三色を目指せる可能性があるのです。そのため、いきなり
を切らなくてもとりあえず置いておくというのが良い選択となります。
なので今回切る候補はと
になります。やはり何もなければ字牌整理が優先されます。
それでは次に行ってみましょう。
東場、自風が南、ドラ
です。
今回もアガリを目指すと仮定して進めます。
今回の場合、浮いてる字牌、端牌はと
と
と
と
ですね。今までの理論で行けば字牌あたりを捨てていきそうになりますが、今回も役が隠れています。そうです。ホンイツです。今回の配牌は萬子に偏っている配牌で、ホンイツが目指せるのです。ホンイツを作るうえで字牌は大事なので、今回は優先順位が変わり、
と
が打牌候補になります。
これらの例のように、いつも字牌整理、端牌整理が正解とは限らないので、常に上に挙げた三つのことを意識して、打牌候補を選択する必要があります。
今回は着目しませんでしたが、チャンタを狙う場合もやはり字牌、端牌の優先度は高くなるので、いつも通り字牌、端牌を切るのが正解ではなくなります。
これらは最初の打牌だけでなく、序盤の打牌候補の基本となる考え方だと思うので、是非自分でも最善の打牌候補を探してみてください。
まとめ
このように場合によってさまざまな打牌候補があり、複雑でめんどくさいと思うかもしれません。
しかし、これらを自分で考えることができるようになると、毎回配牌を見るのが楽しくなり、麻雀の面白みが倍増します。
是非、今回の記事を参考にして、配牌から最善の打牌ができるように努力していってほしいと思います。
それでは麻雀ライフを楽しんでいきましょう。
それじゃーばいびー!
中、終盤については☟の記事に書いてます。