将棋・麻雀

将棋初心者がプロの将棋対局を解説してみた⑥

[yswp_speech_balloon type="r" name="masa" image="http://aimar1025.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/2019/05/20181211_092451.jpg "]どうもmasaです。[/yswp_speech_balloon]

お仕事お疲れ様です。

ついに大型連休に突入しました。

ただ休みが多いと何やっていいかわからなくなるのですが、この二日間くらいは将棋に没頭していました。
将棋はほんとにおもしろくて、奥が深いです。年齢関係なく遊べるので、始めたいと思った人は是非👇の記事をお読みください。
それでは今回の記事の内容ですが、最近竜王戦、王位戦など将棋のタイトル戦が終盤を迎えています。そんな中でも竜王戦では屈指の名カードが実現しました。それは豊島x渡辺戦です。
豊島先生はもちろん名人で有名ですが、渡辺さんもB級一組を全勝で昇級してから、絶好調です。そんな今のりにのっている二人の対局が竜王戦で実現したので、初級者の自分から見た感想などを棋譜を交えて書いていきたいと思います。
それではどうぞ!
対局の検討には👇のソフトを使用しています。

対局者のプロフィール

先手 豊島 将之 名人

言わずと知れた今季名人。深い洞察力と鋭い踏み込みを武器としており、挑戦者を幾度となく破り、今回天才将棋棋士藤井聡太先生を破っての準決勝進出。
 後手 渡辺 明 三冠
七大タイトルの内3冠を保持しており、今のりにのっている棋士の一人。中学生棋士でもあり、若い時からその強さは折り紙付きでした。羽生さんとも幾度となく名局を戦っています。
この二人はもう言うまでもなく現代のトップ棋士の5本の指に入るでしょう。たとえるなら龍と虎の戦いでしょうか。とにかく豪華な顔合わせです。

序盤は角換わり模様

互いに飛車先をつく序盤だったので一瞬相がかりかと思ったのですが、角を7七にあげ、お互い角道をあけたので、どうやら角換わりになりそうな展開です。

やはり角換わりだった

やはり角換わりに進みました。基本トッププロの戦いでは角換わりが多く、その中でも角換わり腰掛銀が多いですね。今回もそうなりそう。

桂馬を早々にはね臨戦態勢に

やはり角換わり腰掛銀になりそうな模様です。しかも先後同型で、4八金、2一飛の形は最近人気なようです。実際自分も将棋ウォーズなどでこの指し方をしますが、角打ちにも強く、安定しています。

 

 

まさかの6二金

ここで渡辺三冠に工夫の手がみられました。普通なら先後同型の6二金型が普通なのですが、
あえて、7二金とし、そのあと6二金とすることで一手パスすることに。これがどう対局に影響するのでしょうか。

 

腰掛銀から名人入玉まで

やはり腰掛銀でした。腰掛銀はほかの先方と違い、分岐が多く、難しいのですが、だからこそプロ間ではよく指されます。豊島名人が入玉するところまで進みました。この時点で渡辺三冠は二度手をパスしているので、まだ入玉には至らず。そろそろ四筋からの攻撃、桂馬はねがやってきそうです。

 

四筋の攻めから桂馬なり捨てまで

やはり基本通り4筋から攻め上がります。逆にここで名人が工夫の一手。桂馬をなり捨てて玉を引っ張りだします。この時点で桂馬をとられるという駒損をしていますが、玉を引っ張りだし陣形を乱しているので、戦況は互角かと思われます。

銀を五の段まで進ませ、強い攻めを見せる名人

この後、局面は進み銀を五の段まで進めていきます。素人目から見ても、この銀の進出は力強かった気がします。実際ここから豊島名人の攻めがつながってきます。

飛車を4筋へ

この後飛車を4筋に回し、銀との連携で、4筋を攻め立てます。やはりここでも5五にいる銀が圧力をかけています。

飛車での強襲

渡辺三冠が金と歩で4筋、5筋を守ろうとしますが、歩をなり捨てて、まさかの飛車で強襲をかけます。実際このあたりで評価値は名人のほうにふれています。

名人が歩を垂らして、攻めをつなぐ

4四に歩を垂らすのですが、やはりこの局面でも5五の銀が効いているのです。強い人の将棋って飛車角だけでなく、金銀で圧力をかけるというのがアマチュアでもよくあると思いますがここまで効果的に攻めをつなぐのはやはり鋭く深い読みができる名人だからなのでしょうか。

金を使って詰ましに

4段にある歩ととった金でまたどんどん圧力をかけます。もうたまらず渡辺三冠も詰ましに行こうとしますが時にすでに遅し。

最後は逃げ道をふさぎ、両包囲網

何とかあと少しというところまで持っていきますが、両側から金とと金の包囲網を作られ万事休す。93手で渡辺三冠の投了となりました。

 

まとめ

いや豊島名人本当に強かったです。絶好調の渡辺三冠に完ぺきな内容だったと思います。
決勝では木村先生と、竜王挑戦では広瀬竜王と戦いますが、この感じだと死角はないといった感じではないでしょうか。この後の対局も本当に楽しみになりました。

全棋譜データはこちら

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  • この記事を書いた人

masa

こんにちは、masaです。 阪大薬学部出身です。できる限り皆さんのお役に立つ、面白い記事を書いていこうと思っています。よろしくお願いします。 詳しいプロフィールはこちら

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