私は30代から将棋を初めて数年で将棋ウォーズで初段となり、この度ウォーズで二段となりました。
初段に上がるまでかなり時間がかかりましたが、初段から二段も1年近くかかりました。
なので才能があるとはお世辞にも言えません。
しかしだからこそ勉強法に関してはいろいろ試行錯誤しました。
初心者から初段までと初段から二段になるまでで基本は勉強法を変えてはいないのですが、
これは変えたというものが4つあります。
それらをnoteでまとめたのですが、このブログでは一つずつ掘り下げて書いていきたいと思います。
それではどうぞ。
【将棋初段の人必見】私が将棋ウォーズで二段になるためにやった4つのこと(アベトナ編)
アベトナとは
アベトナとはABEMATVが配信しているTVトーナメントのABEMAトーナメントの略です。
このトーナメントは、あの大棋士羽生善治先生が企画したことでも有名です。
まずこのトーナメントで面白いのが、将棋では珍しい団体戦であること。
3人一組でチームを組んで戦います。
なので一人の先生が対局しているときの先生同士の絡みとかがとても面白かったりします。
普段見れない棋士の先生のおちゃめな面とかも見れて癒されます。
あともう一つこのトーナメントの目玉はドラフト制ということ。
リーダーがA級、有名棋士から選ばれてそのリーダーがドラフト制で棋士を選びます。
今回のドラフトの目玉は藤井先生がリーダーで、ドラフトで羽生先生を選ぶという激熱イベントが。
結局競合はありましたが、しっかり藤井先生が羽生先生を勝ち取り、最高のチームが出来ました。
アベトナのルールとしては持ち時間5分、一手指すごとに5秒増えていくフィッシャールール方式です。
5分というかなり短い持ち時間なので、スピーディーな将棋が見れるのも見る側からしたらめちゃくちゃうれしいです。
アベトナで本意気で見るようにした。
初段になって、二段になるまでで変えたのがこのアベトナを本意気で見るようにしたことです。
私は以前Xで初段、二段くらいの棋力がないと棋譜ならべをしてもほとんど意味がないとポストしました。
今でもこれは思っていて、ある程度棋力がないと指しての意味が理解できないので、自己満足になってしまいます。
しかもほとんど解説がない場合ほんとに意味ないです。
正直初段、二段でも長い持ち時間の将棋の棋譜ならべは意味ないと思っています。
ただ、アベトナだけは違いました。アベトナは5分と持ち時間が短いため、指し手の意味が分かりやすいです。
しかも棋士の先生の解説付きなので、めちゃくちゃいい参考書となるのです。
アベトナをしっかり次の一手を考えながら見るようになってから棋力が劇的に伸びた気がします。
さらにそういう見方をしていると、自分の予想手が当たったときとてもうれしい気持ちになれます。
ほんと問題集解いて、答え合わせしてあってた時の感覚です。
モチベーションアップにももってこいです。
あとアベトナを問題集として進める理由として、1週間に一回あるということです。
1週間に一回というのが勉強習慣になりうるのでほんとお勧めです。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
アベトナは本当に面白いものであり、最高の将棋教材の一つです。
ぜひこの勉強を参考にしてみてください。