私は30代から将棋をはじめ、この度やっとのことで将棋ウォーズで初段になることができました。
将棋では終盤力が大事といわれますが、私も終盤が苦手でした。
序盤でリードしてても、なぜか終盤でひっくり返されるということが結構ありました。
そんな時にこれから紹介する本で勉強したのですが、これらがかなり良かったので紹介させてください。
終盤というと詰将棋が真っ先に来ると思いますが、確かに詰将棋も大事なのですが、やはりその詰みの部分にまでもっていく寄せの力が将棋ではかなり大事な気がします。
詰将棋については☟の記事でも書いてますので、併せてお読みください。
それではどうぞ。
Contents
将棋の最終盤で生きてくる寄せの力、寄せを勉強するのに適したおすすめ本
寄せといえばこの本しかない、寄せの手筋200
私が寄せを勉強するうえで最もお世話になったのがこの本です。
著者は金子タカシさんというアマチュアの方なのですが、東大を出ている方で、勉強ができるだけあってかなり情報がうまく整理されているという印象です。
しかも問題を解きながら覚えていくという形式なので、解説ばかり読んで飽きるということがありません。
将棋で大事な必死のかけかたや、重要な手筋が盛りだくさんでこれを勉強するだけで終盤力はかなりつくと思います。
ぜひ取り組んでみてください。
あの羽生先生の終盤術の本、羽生の終盤術
もう一つ終盤力を鍛えるためにおすすめしたいのが羽生の終盤術です。
ご察しの通り、こちらの本はあの羽生先生がかかれた本となります。
羽生先生の本はいくつか持っていますが、本当にわかりやすい本が多いです。
解説が詳しいのとかなりシンプルに情報が整理されているため、すっと入ってくると思います。
ただ羽生先生の本の特徴でもあるのですが、こちらの本も内容がかなり高度です。
正直有段者か終盤力に自信がある人でないと読みこなすのは一苦労だと思います。
ただ本にも書かれている通り7手詰めができるレベルであれば挑戦できると思うので、7手詰めをできるようになったら、
積極的に取り組んでほしいと思います。
あと内容ですが、実際に羽生先生の対局を用いた次の一手問題となっているため、羽生先生が対局中どういうことを考え寄せを行っているのかということが
垣間見える内容となっていますので羽生先生ファンは絶対読んで損はないでしょう。
おまけ:寄せの勉強の仕方
こちらはおまけ程度に聞いてください。
寄せの勉強の仕方ですが、詰将棋の時は頭の中で考えるのもいいといいましたが、
寄せを勉強するときは盤に並べて覚えるのがいいと思います。
盤に並べると、体にも染みつきますのでかなりおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
終盤力や寄せの力は将棋において最も重要な要素の一つだと思います。
これらの本を読めば棋力はおのずと向上し、即効性もあるので、ぜひこの機会に取り組んでほしいと思います。
皆さんの棋力向上をせちにに願っております。
それでは将棋ライフを楽しんでいきましょう。