私は30代から将棋をはじめ、数年で将棋ウォーズで初段となり、そこから1年で二段となりました。
そんな私ですが、将棋において大好きなのが詰将棋です。
詰め将棋は王様を詰ますためのパズルのようなものですが、解けたときの快感が気持ちよくて
はまってしまっています。
将棋において終盤力は最も大事なものなので詰将棋は絶対にやるべき項目です。
そこで今日は私の詰将棋の本の読み方を紹介したいと思います。
それではどうぞ。
Contents
【将棋初心者必見】詰将棋本の読み方
詰将棋本は毎日やるのが上達のコツ
詰め将棋は毎日やるべきです。
一週間に一度100個やるとかでは少なく、毎日10問くらい、筋トレのようにやるのがおすすめです。
続けていることで、詰将棋が体に染み込ませることが出来ます。
詰め将棋はなかなか一か月とか二か月では結果が出るようなものではありませんが、継続的に続けていると、
必ずブレイクスルーのような状態がやってきます。
例えば5手詰めを繰り返し解いていると最初は考えないと解けないですが、だんだんぱっと見たらすぐに答えが思い浮かぶ
状態がやってきます。この状態が来たらもうその手数の詰将棋は完璧なので、次(例えば7手詰め)のステップに進むようにしましょう。
詰め将棋は頭の中で解くべし
詰め将棋を解く上で大事なのが、頭の中で解くということです。
実際詰将棋を実戦で解く場合、盤で駒を動かすことはできません。
なので練習の時から頭の中で解くことを心がけるのがいいでしょう。
というのも、頭の中で駒を動かすことが出来るようになると将棋で最も大事な読みの部分も鍛えることが出来ます。
盤で動かしてしまうとこの読みの部分をあまり鍛えることが出来ません。
必ず頭の中で解くようにしましょう。
間違えた問題だけを解かない
あと詰将棋の勉強で受験勉強などと違うのは間違えた問題だけを解かないということです。
受験勉強であれば間違えた問題を重点的にやるようにしますが、詰将棋は間違えた問題だけでなく、あっていた問題も解くのが重要です。
とにかく数を解くことが大事なので、このことを意識して解くようにしましょう。
長手数はやりたくなったらやるがベスト
長手数の詰将棋をじっくり解くのがいいのか、短手数の詰将棋をたくさん解くのがいいのかという議論はいつの時代もあると思いますが
これはやりたくなったら長い詰め将棋にもチャレンジするというのがベストだと思います。
やはりどんな勉強でもそうですが、面白くないと続けることもできないですし、挫折してしまいます。
なので基本は短手数の詰将棋をたくさん解くことに注力し、長い詰め将棋は自分がやりたいという欲求が生まれたらやればいいと思います。
私も5手詰めをたくさん解いていく中で、難しい問題にもチャレンジしたいという欲求が生まれましたので、詰将棋サロン名作選という
本を使って11手詰め以上の難しい詰め将棋にも取り組むようになりました。
今もずっと続けていられているのでこのタイミングが非常に良かったと感じています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
詰め将棋はいやいや解くものでなく、とても面白いものです。
終盤力を鍛えることが出来れば必ず将棋の棋力は飛躍的に向上します。
ぜひ詰将棋を解いて、棋力を向上させましょう。