私は30代から将棋を始めてこの度将棋ウォーズで初段になることができました。
初段になるうえで、いろいろな勉強法や書籍を試してきましたが、今回その中でも効果があったと思われる勉強法について、
5個に絞って紹介したいと思います。
それではどうぞ。
【将棋初心者必見】初段が教える効率的な将棋上達法5選
実戦
まずは何より実戦が大事だと思います。
将棋で一番楽しいのは実戦だと思いますし、将棋を指すことになれるためにも実戦対局は必要です。
昔であればコンピューターか対面で人と指すという選択肢しかありませんでしたが、今ではオンラインで家にいながら多くの人と指すことができます。
なんて幸せな時代なのでしょうか。
ここで気を付けたいのは自分のレベルより少し高いレベルの人と対戦するということです。
あまり強すぎると全く勝てなくて面白くなく、挫折してしまいます。かといって自分より弱い人とやっても、あまり勉強になりません。
なので少し上の人とやるのが上達の効率もいいと思います。
もし人間と指すのが難しいということであれば、ぴよ将棋というアプリがあるのでそれを試してみるのがいいでしょう。
このアプリは無料なのですが、様々なレベル設定ができたり、検討モードが備わっていたりと無料では考えられないくらい設備がしっかりしています。
もし人と指したくなったら将棋ウォーズがおすすめです。自分と似た相手と対戦できるのと、エフェクトとかがかっこよく飽きません。
ただ将棋ウォーズは課金しないと無制限に指すことができないので、もし無制限に無料で指したければ将棋クエストというアプリをお勧めします。
これらのアプリは☟の記事で詳しく紹介しているので、そちらもあわせてご覧ください。
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【将棋初心者必見】おすすめ将棋アプリ5選
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詰め将棋
やはり詰将棋もおすすめの勉強法となります。
あの藤井聡太先生も得意なことで有名ですよね。
初心者の方はまず1手詰めや、3手詰めから挑戦することをお勧めします。
これも実戦対局と並行してやるのがいいと思います。
一日何分又は何問と決めてやるのもいいかもしれませんね。
おすすめの詰将棋の本は☟の記事で紹介していますので併せてご覧ください。
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詰将棋を極めるならこれ、おすすめ詰将棋本
私は将棋ウォーズを30代になってからはじめ、やっとのことで初段になることができました。 いろいろ将棋の勉強はしてきましたが、その中でも好きなのが詰将棋です。 詰将棋は最後の詰みの部分を切り取ったパズル ...
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定跡書をよむ
そして実戦で将棋になれ、詰将棋である程度終盤力がついてきたら次は定跡書をよむのがいいと思います。
将棋では基本指しては自由なのですが、序盤どのようにさすかが大体決まっています。
それを定跡というのですが、これを知らないと一気に劣勢になってしまうので定跡を学ぶことは重要です。
いろんな戦型で定跡がありすべてを網羅するのは難しいので、まず得意戦法を作ることをお勧めします。
得意戦法(例えば棒銀とか、角換わり)を掘り下げ、その戦法では基本負けないというくらいまで深く勉強しましょう。
ここで大事なのはいろいろ手を出すのではなく、一つまたは二つの戦法をしっかり深く勉強することです。
将棋はいろいろ戦型がありますが、基本はどれも本質は同じです。
ですから一つの戦法を深く追求すれば、違う戦法でもある程度対応できるようになるのでこの勉強法がいいと思います。
棋書はkindle unlimitedというサービスで多くが無料で読めるのでそちらを利用するのも手です。
kindle unlimitedについては☟の記事にまとめていますのでそちらもあわせてご覧ください。
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将棋本を買う人に絶対おすすめのサービス、キンドルアンリミテッド
私は将棋を30代になってからはじめ、この度将棋ウォーズで初段になることができました。 そんな私ですが、将棋の勉強はもっぱら棋書を読んで行っております。 この棋書なのですが、たくさん出ており、金額も大体 ...
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次の一手
次に紹介するのが次の一手です。
これはある局面があり、そこで何を指すかというのが問題形式で解くようになっているものです。
次の一手を解くと中盤力が劇的に上がる気がします。
もし序盤で定跡を覚えたのに勝てないという人がいたらこの中盤の対応力が足りていないのかもしれないので、次の一手問題に取り組みましょう。
おすすめは☟のマイナビシリーズです。
棋譜並べ
上記の勉強をある程度行って将棋が強くなってきたらぜひ取り組んでほしいのが棋譜並べです。
棋譜並べとはほかの人(アマチュア、プロ問わず)が指した将棋を棋譜をもとに盤面に再現する勉強法です。
これは最初は難しく、特にプロの棋譜を並べてもその意図が理解できないので、あまり意味ないのではと重いかもしれませんが、
プロの棋譜を並べているだけでも、自分がプロになった気分が味わえるのでお勧めです。
有段者になってくると少しずつ指し手の意味が分かったり、序盤はこう指すのが普通というのがわかってくるのでやれば絶対上達します。
私はある程度値段の高い駒や盤を使って棋譜並べを行っているのですが、かなり気持ちいいです。
お金に余裕があれば、少しいい駒を購入するのがいいと思います。
居飛車党だったら藤井聡太先生の全局集、振り飛車党だったら藤井猛先生の棋譜なんかを並べるのもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
上記の勉強法はどれも私が行って効果があったものばかりです。
将棋は勉強すればした分だけ強くなることができます。ただ勉強法を間違えると効率が悪くなってしまうので、
ここで紹介した勉強法を参考にして自分の最適な勉強法を見つけてみてください。
それでは将棋ライフを楽しんでいきましょう。