私は私は将棋を30代からはじめ、最近将棋ウォーズで初段になることができました。
そんな私が将棋においてもっとも好きなのが詰将棋です。
詰将棋は将棋の終盤の詰む場面だけを切り取って作ったパズルのようなもので、玉を詰ますことだけが目的なので、
とてもシンプルです。
何を隠そう、あの将棋界の天才藤井聡太先生もこの詰将棋がめちゃくちゃ得意なことから、詰将棋は将棋においてとても大事だという認識で間違いないと思います。
ただ、一定数の方の中には詰将棋は苦手だとか、めんどくさいという人もいるようです。
しかしやはり詰将棋は大事なので、絶対取り組むべきです。
ただ、ここで問題になるのが、どんな手数の詰将棋を解くべきかという問題です。
中には1手詰め、3手詰めを何度も覚えるまで繰り返すのがいいという人もいれば、10手以上の長手数の詰将棋をうんうんうなりながら解く方がいいという人もいます。
これではどちらがいいのかはっきりしないので、今回は私なりの詰将棋の手数の選び方について解説したいと思います。
それではどうぞ。
Contents
【将棋初心者必見】詰将棋は短手数をやるべきか?それとも長手数をやるべきか?
まずは3手詰めを形を覚えてしまうまで繰り返すのがいい
先ほども書いたようにいろいろ論はありますが、初段になる過程で感じたのが、やはり3手詰めをいかに瞬時に解けるかがほんとに大事だということです。
まず初段になるまでの過程の面でいいます。
結局序盤でどんなにいい手を指していても将棋は逆転のゲームですので、最後の詰みを逃すと負けてしまうことは多々あります。
しかし3手詰めを見逃さないようにするだけで、かなり勝率はアップします。
なのでまずは3手詰めをしっかり瞬時に解けるようにするのが初段への近道なのです。
さらに長手数の詰め将棋を解くときの過程として考えます。
長手数の詰将棋は結局のところ、最後は3手詰めの組み合わせです。なので、3手詰めをしっかりマスターしていれば、ある程度の長手数の詰将棋なら解くのに必ず有利になります。
自分の経験からも、3手詰めを覚えるまでやってきたあたりから長手数の詰将棋も解けるようになった印象です。
あと3手詰めをやるメリットはもう一つあります。
それは将棋で大切な3手の読みの練習になるということです。
自分がこうしたら相手がこうして、次に自分がこうするというのが3手の読みなのですが、3手詰めを解くとその力が劇的に伸びます。
このような理由からも3手詰めは絶対にしっかりやるべきなのです。
どんな本を使ってもいいと思いますが、一応おすすめを挙げておくと、
この本は良問がたくさん入ってます。あと表紙がとてもカラフルでおしゃれなので勉強するモチベーションも上がります。
長手数の詰将棋を解きたいと感じるようになったら挑戦すればいい
長手数の詰将棋ですが、これは長手数を解いてみたいという欲求が出てきたら解くというのが正解だと考えています。
いきなり長手数を解こうとするとその難しさや、かかる時間に絶望してすぐに挫折してやめてしまうのが目に見えています。
なんでもそうですが、詰将棋も同じで、ずっと続けるということに意味があると思っています。
なので、長手数の詰将棋が解きたいというモチベーションが生まれてきたら自然と挑戦するのがいいと思っています。
長手数の詰将棋が解きたいと思ったら使ってほしい本は下の二つです。
まずは詰将棋サロン名作選です。
この本は10手以上の難しい詰将棋が約450問ほど入った本で、とても内容が深いです。
しかもなんとこの本キンドルアンリミテッドに入っていれば無料で読むことが出来ます。(キンドルアンリミテッドについては☟)
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将棋本を買う人に絶対おすすめのサービス、キンドルアンリミテッド
私は将棋を30代になってからはじめ、この度将棋ウォーズで初段になることができました。 そんな私ですが、将棋の勉強はもっぱら棋書を読んで行っております。 この棋書なのですが、たくさん出ており、金額も大体 ...
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次に紹介するのが詰将棋パラダイスです。
これは雑誌の詰将棋パラダイスという記事から集めた詰将棋本になります。
こちらもかなり良問が多いという印象です。
勿論こちらの本もキンドルアンリミテッドでただで読めます。
おまけ:今どきの詰将棋の勉強法
おまけとして今どきの詰将棋の勉強法を伝えておきます。
これはX(旧ツイッター)を活用した詰将棋勉強法です。
いまはありがたいことにXなどのSNSで自作の詰将棋を紹介している方などがたくさんいます。
本当にとても面白い問題が多いので、それを活用しない手はないと思います。
ぜひ取り組んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
詰将棋は将棋においてとても重要な部分でもあり、面白い部分でもあります。
ぜひこの機会に、詰将棋に挑戦して、棋力を高めていきましょう。
それでは楽しい将棋ライフを楽しんでいきましょう。